免震住宅
震度7の地震を10分の1に軽減する免震住宅
免震住宅とは?
みなさんは「免震住宅」とはどんな家かご存知ですか?
これは大地震が起きた場合でも、家が文字通り大きな揺れから免れることの出来る住宅です。
現在日本の戸建住宅のほとんどは、皆さんもよく耳にする「耐震構造」で出来ています。
これはあくまでも地震に対し「耐える」構造で建てられており、家自体は激しく揺れ、家の倒壊は防げても家具や家電製品の転倒など、住む人はあくまでも危険です。もちろん弊社もこの耐震構造で建ててきました。
しかし地震対策にも力を入れてきた弊社は、お客様に本当の安全を提供するために、地震対策としては最先端を行く『 IAU型免震システム 』を導入し、お客さまが本当に安心して住むことの出来る木造住宅を提供できるようにも致しました。
耐震構造と免震構造との比較
耐震構造の場合   免震構造の場合
倒壊を免れても、室内の家具等は
転倒する恐れもあって危険・・・
  家自体の揺れが少なく家具等の
転倒も無いので安心!
サンプルムービー
(阪神淡路大震災レベル)
耐震と免震の比較 耐震室内 免震室内
※ご覧になるには Real Player が必要です。
IAU型免震システムの特徴
IAU型免震システムは地震力(阪神淡路大震災クラス)を約10分の1にする免震性能を持っています。
しかし高い免震性能を備えることは、風によって揺れやすくなることでもあります。
IAU型免震システムは台風などの大風では免震機能が作動しないよう自動的に家屋の揺れを抑制します。
IAU型免震システムの構成
IAU型免震システムは大まかに4つの部位で構成されています。
1.転がり免震支承
高い免震機能を持ち、システムの中心となる部位です。
2.引抜き防止付転がり免震支承
  建物の引抜きを防止し、ねじれ(回転)を抑制する機能があります。
3.全方位型ダンパー
  地震時の過大な変位(揺れ幅)が生じることを防ぐための装置です。
4.風揺れ固定装置
  平常時は基礎と建物とを固定し、風による建物の揺れを抑制します。
転がり免震支承
転がり免震支承は、2枚の受け皿とその受け皿に挟まれたボールで構成されます。
過大変位が生じた場合には、免震装置が外れることを防ぐストッパーもついています。
免震性能が高い
ボール型の転がり免震支承であるため、免震性能が非常に高く、しかも小さな地震から免震します。(風揺れ固定装置が解除された状態で震度4程度の揺れから免震可能)

残留変位がない
IAUの免震支承は地震後に元の位置に完全に復帰し、残留変位を生じることがありません。
他の免震装置のように、地震後元の位置に戻らないといったことはありません。
共振を起こさない バネ、ゴム、球面支承等を使った免震装置は固有周期を持つため、共振が起こる可能性があります。
しかしIAUの免震支承はこのような固有周期を持たないため、地震の揺れに対して共振を起こさず、建物に増幅された地震力が作用することはありません。

サンプルムービー
(阪神淡路大震災レベル)
建物全体 / 耐震・免震室内比較
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引抜き防止付転がり免震支承
引抜き防止付転がり免震支承は、上記の転がり免震支承に、引抜き力に抵抗するガイドを備え、このガイドが同時に、直交二方向への並進運動しかできないようにする役割を持ちます。
このことにより、上記転がり免震支承の機能に加えて、以下の機能を備えています。
引抜きとねじれ(回転)を防止
引抜き防止付転がり免震支承は、地震時及び風時の引抜きを防止する機能を持ち、加えて地震時の捩れと風時の回転を抑制する機能を備えています。

IAUの免震システムはねじれ(回転)を起こしにくいシステムですが、万が一生じた場合でもこの装置によってねじれ(回転)抑制を行います。
また引抜き防止機能により、これまで対応が困難だった軽量建物(風時の引抜き力が大きい)や高塔状比の建物(地震時の引抜き力が大きい)にも対応できます。
(告示第2009号第6の規定に基づき、確認申請のみで免震住宅を建設する場合、地震時には免震装置に引抜きが生じないよう設計します。)
全方位対応型油圧ダンパー
ダンパーは地震時の過大な変位(揺れ幅)が生じることを防ぐための装置です。
通常の油圧ダンパーは一方向の揺れを抑制する力しかないため、異なる方向で複数設置する必要がありました。
IAUのダンパーは一基で全方向の動きに対する抑制効果を発揮できるため、一基だけの設置ですむようになりました。

また、このダンパーは、変位が大きくなるほど変位抑制能力も大きくなるようになっており、想定外の大地震に対しては、ストッパーとの衝撃を緩和する機能を持っています。
風揺れ固定装置
高い免震性能を備えることは、風によって揺れやすくなることでもあります。
この矛盾を解消するのが風揺れ固定装置です。
この装置は、平常時は基礎と建物とを固定しており、地震が起きたときには自動的に基礎と建物との固定を解除し、地震がおさまると自動的に基礎と建物を再び固定するという画期的な装置です。
この装置により、高い免震性能と風で揺れないこととの両立が可能となります。
また、これらの一連の動作が、地震力を利用して行われるので、電源設備等を必要としないのも大きな特徴です。
耐風性能が高い
耐風性能の確認試験を再現期間500年の超大型台風(第二室戸台風相当)を想定した条件で行い、十分な性能を有していることを確認しました。

確実に固定解除する
解除性能の確認試験を500回以上行い、全ての場合について入力加速度が30〜100galの範囲で固定解除することを確認しました。

電源が不要
電気等は一切使用せず、地震力だけで作動する機械式装置なので、停電や断線等で作動しないということもありません。


サンプルムービー
(阪神淡路大震災レベル)
風揺れ固定装置の実験ビデオ
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施工例
 K様邸 
■免震外断熱住宅で建てたお宅様
神奈川県横浜市金沢区 K 様邸
  2006年3月 完成
 
神奈川県大和市  O 様邸
  2006年12月 完成
 
東京都稲城市 O 様邸
  2007年3月 完成
 
 
IAU型免震装置作動の機構
1.  平常時 (風揺れ固定装置により基礎と固定状態)
平常時は基礎上に設けられた風揺れ固定装置の固定ピンが、建物の土台に設置された上部受皿に差し込まれ、基礎と建物とを固定します。
風による回転に対しても、引抜き防止付転がり免震支承の回転抑制機能が、安全に回転を抑止します。
 ↓
2. 地震時 (風揺れ固定装置の解除で免震状態へ)
センサーが地震力を感知すると、風揺れ固定装置の固定ピンが下がり、基礎と建物との固定を解除して、転がり免震支承によって建物は自由に水平移動できるようになります。
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3. 地震時(免震状態)
地震時、転がり免震支承によって建物は地震の揺れを吸収します。このとき応答変位が大きくなり過ぎないように、全方位型油圧ダンパーが変位を抑制します。
 ↓
4.地震終了後⇒ 1.(風揺れ固定装置の復帰で固定状態へ)
地震時、解除していた風揺れ固定装置の固定ピンは地震後自動的に復帰し、建物と基礎とを固定します。

以上1〜4の動作を、全く電源を使用せず、全自動で行います。

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