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代表的な屋根のリフォーム3種

屋根をリフォームには、さまざまな工法がありますが、代表的なものとしては「塗装」「カバー工法」「葺き替え」があります。築年数によってご提案する工法が変わってきます。あくまでも屋根は仕上げの屋根材ではなく、その下にあるルーフィング(防水紙)でもっています。ルーフィングの寿命は一般的に30年と言われています。30年経過した屋根は塗装してもダメです。

塗装(塗り替え)

他の2つに比べて費用がそれほどかからずに行えるリフォームです。屋根の美観を保つだけではなく、塗膜によって屋根材を保護するためにも重要なリフォーム方法と言えます。

施工費の目安

屋根の塗装を行う際のリフォーム費用は、総額15〜80万円が目安です。
塗料の種類や、屋根の面積・形状、足場を設置する必要があるかどうかによって、料金が変わってきます。また、修理が必要な箇所がある場合には、補修工事費が別途かかります。

<施工例>
2階建ての屋根をフッ素塗料で塗装

リフォーム費用 28万円
施工日数 3日
築年数 15年

2階建てのお住まいにて「屋根を特に丁寧にメンテナンスしてほしい」というご要望でしたので、耐久性の高いフッ素塗料で塗装しました。
使用した塗料は、エスケー化研社の主力商品『ヤネフレッシュ』です。また同時に、外壁塗装も行いました。(リフォーム総額・約93万円)

施工前 施工後

カバー工法(重ね葺き)

今の屋根を新しい屋根でカバーすることで手軽に屋根材を新しく出来ます。
カバー工法は屋根の解体をしなくて済むので廃材が出ないこと、それにより工期が短く費用も安くすむなどメリットが多いのも特徴です。屋根を2重にするので断熱性や遮音性はおのずと高まります。

施工費の目安

屋根のカバー工法(重ね葺き)を実施する場合、リフォーム費用は総額60〜250万円程度です。
グレードの高い屋根材を重ねる場合や、複雑な形状の屋根に施工する際などには、費用が高額になりやすいです。

<施工例>
雨漏り対策のため金属屋根へと改修

リフォーム費用 80万円
施工日数 4日
築年数 20年

「雨漏りを解消し、かつ長期にわたって雨漏りしないように改修したい」とのご依頼でした。
スレート屋根の寿命が近付いていたため「塗装」と「金属屋根を重ね葺き」する方法をご提案し、それぞれのメリット・デメリットをご説明したところ、重ね葺きによる改修案を採用されました。

施工前 施工後

葺き替え

葺き替え工事では、今ある屋根材を撤去し、屋根の下に敷かれている「ルーフィング(防水シート)」も一緒に交換します。
屋根全体を一新できるので、既存のものより軽い屋根材にして耐震性能を上げることも可能です。一方、工期がやや長くなるというデメリットがあります。

施工費の目安

葺き替え工事の際には、総額70〜260万円ほどのコストがかかります。
元々あった屋根の解体・処分を行うため、他の2つ比較して施工費用が高額になります。

<施工例>
雨漏りしていた瓦屋根をガルバリウム屋根に

リフォーム費用 85万円
施工日数 3日
築年数 32年

屋根から雨漏りがしていたため、工事を依頼されました。屋根裏から状況を確認したところ、屋根下地の防水シートが劣化・破損しており、屋根裏へ垂れ下がっていることが判明。
補修工事で直すのは難しい状態だったため、お客様にお伝えしたところ「確実な方法で修繕したい」とお話しされたため、葺き替えることにしました。

施工前 施工後

【無料】ドローンで屋根の健康診断

屋根点検のウソ

皆さんこんなご経験やお話を聞いたことはありませんか?
屋根や床下はお客様がみることができないのをいいことに、実際には問題がなくても「問題があります」といって不安をあおり、本来必要ではない工事をしてお金儲けをしている工事業者。実は業界にいるとこんな話はよく聞くことなんです。

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費用はもちろん無料です。まずは今どのような状況で、どのようなメンテナンスやリフォームが必要なのかを知ることが大切です。

ドローン屋根診断の5つのメリット

  • ・短時間で点検を行える
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